むし歯治療
歯医者さんとはどうしても「痛い」「怖い」という残念なイメージが定着してしまっています。しかし、現在は機材や技術の進歩により、痛みのない治療が可能になってきています。
当院もこのイメージが当てはまらない歯科医院の1つであることをここで宣言します!
4つのStepを踏むことで無痛注射を実現しています。
事前に、注射する部分に麻酔液を塗ります。
これにより注射時の痛みを無くします。
蚊に刺されても痛くないように、針が小さければ小さいほど痛みは少なくなります。
当院では現在発売されている中でも一番極細の針(33G)を使い、ソフトに注射することで痛みを抑えます。
麻酔液と体内との「温度差」も痛みの原因となります。
そこで麻酔液を体温と同じくらいまで温め、体内との温度差をなくすことで、麻酔液が入ってきた時の痛みを軽減します。
急激に麻酔液を注入すると細胞が膨張し痛みの原因となりますので、ゆっくりと時間をかけ麻酔液を注入していくことが大切となります。 そこで当院では注入速度を機械制御した「電動麻酔注射」を導入し痛みを最小限に抑える工夫をしております。
当院ではよっぽどのことがない限り削らない治療法を選びます
「虫歯になっても、削って治療をすればよくなる」と考えている方は多いのではないでしょうか。確かに、虫歯の部分を削り取り、硬い金属の詰め物・かぶせ物をすると、何だか以前よりも丈夫になった感じがしますよね。しかし、残念なことに、歯は治療すればするほど悪化の一途をたどります。
お口の中は皆様が想像しているよりもかなり過酷な環境に置かれています。
冷たいものが入ってきたと思ったら熱いものが入ってくる。硬いものを噛み砕くことで、歯と歯が激しくぶつかり合う・・・・。
このような過酷な環境下では、「歯」と「詰め物・かぶせ物」の間には目で確認できないほどの小さな隙間がどうしても生じてしまいます。そこから虫歯菌が侵入し、虫歯が再発することになります。
そして、一度、治療した歯を再治療する際には、以前よりも虫歯が広がっていることになるので、さらに大きく歯を削る必要があります。
この再治療のサイクルを繰り返すことで、最終的には削る歯もなくなり、抜歯、そしてインプラント・入れ歯の流れをたどることとなってしまいます。
このようなことから、患者さまのお口の健康を守る私たちの使命は、可能な限り歯を削らず治療を行うことです。
痛くない歯医者さんに続き、可能な限り「削らない歯医者さん」もここで宣言致します!
歯周病治療
当院では、診査診断により特定した歯周病菌に合わせた「投薬療法(歯周内科療法)」と、極めて殺菌力の高い「パーフェクトペリオ」を利用し歯周病菌を叩きます。
投薬療法(歯周内科療法)とは
初期の歯周病(歯肉炎)は自覚症状がほとんどないため、歯周病の治療や予防は“お口の状況を良く知る”ことから始めるべきとも考えられます。
歯周内科治療は患者様のお口の中の歯周病菌検査を行い、特別なお薬やうがい薬を用いて除菌治療を行い歯周病を治療したり予防する方法です。
歯周内科療法で使用する薬剤
内服薬「ジスロマック」
1日に1回2錠を3日間服用します。
歯周病嫌気性菌に対して強い抗菌力を発揮する抗生物質で、細菌の蛋白質の合成を阻害することで、その増殖を抑えます(静菌作用)。
薬物自体が備えている食細胞を利用したドラック・デリバリー・システム(ファゴサイトデリバリー)により感染局所に集中し、長期的に強い抗菌力を発揮します。
カビ(真菌)の除去に使用
歯周病におけるカビ(真菌)の除去とは、そのほとんどがカンジダ(カビの一種)の除去をさします。
歯磨き剤「ぺリオバスター」天然成分で構成された安全な歯磨き剤
ぺリオバスターはもともと、肉類の腐敗防止剤として食品として開発されたもので、人体に安全な天然成分で作られています。抗生物質で構成されたハリゾンシロップと比較すると効果はおよそ8割程度ですが、副作用がない優れた歯磨き剤です。
内服薬「ハリゾンシロップ」
カビ(真菌)を殺菌する抗真菌薬で、カビの細胞膜の働きを失わせる作用(抗真菌活性)があります。 もともとは消化管のカンジダの増殖を抑える抗生物質ですが、口腔内のカビを殺菌する目的で歯磨き剤として使用するので安心して使用できます。また、飲みこんでも体内にほとんど吸収されません。
パーフェクトペリオとは・・・?
従来までの歯周病治療では、歯ぐきの中にある汚れや歯石を機械や手作業で機械的に除去していました。しかし、それだけでは細菌の除去は困難なのと、数カ月するとまた細菌が増えてしまい再発することも多くありました。
しかし、このパーフェクトペリオを使用すると、お口の中の歯周病菌を細胞レベルで効果的に殺菌することができるため、今までより、「治療結果の向上」の効果が見込めます。
下の画像はパーフェクトペリオを活用した治療前・治療後の画像になります。細菌がほとんどいなくなっているのが確認できると思います。
その他、パーフェクトペリオを活用することで「外科処置の軽減」「来院回数の低減」の効果も期待できます。それぞれお伝えします。
小児歯科
乳幼児期に始まり、永久歯列が完成するまでの期間、歯(虫歯)や歯茎(歯肉炎)から守り健康な歯列咬合を完成するための治療です。
習癖や遺伝的要因に由来する問題にも対処できるよう矯正歯科や口腔外科の専門医とも連携を取りながら治療計画を立案します。
矯正歯科
マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)~抜歯扶養な患者さんにおすすめ~
マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)とは、透明なプレートで歯を少しずつ動かし、不正咬合を治す矯正装置です。
【メリット】
- 透明なマウスピースを使うため目立ちにくい
- 固定式装置にある不快感がない
- 食事のときなどに取り外すことができる
【デメリット】
- 1日20時間前後は装着しないと治療効果が出にくい
インビザラインは歯型の型取りをし、アメリカに空輸します。
そこで歯型はコンピュータ化され、現在の状態、治療後の状態が作られます。
ドクターとインターネットで治療内容などをやりとりし、患者さん個々のプレートが最終段階まですべて作られます。
プレートは2週間毎に新しいプレートに交換します。
非抜歯症例で20~30個、抜歯症例で40~50個のプレートを使用します。
1個のプレートで歯が動く量は0.25mm以下です。
ゆっくりした速度で最終的なきれいな歯並びまで動かします。
審美歯科
審美歯科とは、美と健康のバランスのとれた理想の口元にする総合的治療のことです。口元は目元と同様に、人の第一印象を決める大切な所。歯並びの良さや綺麗な白い歯は、相手に好印象を与えます。そんな口元に歯並びが悪い、歯の大きさが揃っていない、歯の色や歯茎の色が悪い、入れ歯があわず食事がしにくいといった悩みに対し、歯の美しさとお口の健康に焦点を当てた治療のことです。
白く歯や綺麗な歯並び、そして虫歯予防にも効果的であるなどなど・・・
審美治療は見た目を美しくするだけでなく、機能性も兼ね備えた治療方法なのです。
健康保険制度は、国民全員が等しく治療を受けることができる制度です。
その反面、保険適用の歯科治療においては「かめる」という最低限の機能を取り戻すことに主眼が置かれているため、使われる材料や治療方法は20年から40年ぐらい前のものに限定されています。
このため、「自分の歯と区別がつかないような治療をしたい!」「芸能人のような透きとおる歯にしたい!」という「美しさ」を追求するご要望には保険が適用されない全額自己負担での治療を受けていただくことになります。
では、全額自己負担の審美歯科治療と保険適用範囲内の治療ではどのような違いがあるのでしょうか。以下、ご説明します。
見た目の美しさ
患者様にとって一番わかりやすいのは、経年劣化(けいねんれっか)とよばれる治療経過後の見た目の変化だといえます。その違いは写真で確認いただくと一目瞭然です。
【レジン(保険)とセラミック歯(保険外)の経年変化の比較】
保険治療ではレジン(プラスチック)が用いられます。
それに対して保険適用外の審美歯科治療では、セミラック(陶器)やジルコニアといった材料が使用されます。
レジン(プラスチック)は性質上、食事をするたびに水分を吸収してしまうため、時間の経過とともに見た目が劣化してしまいます。
一方、セラミック(陶器)は見た目が劣化しないことが最大の特徴です。
また、患者さんにとって分かりづらい部分で、是非とも歯科医師として主張しておきたいのは、審美歯科治療は見た目の美しさだけではなく、「虫歯再発リスクの低下」、「体への優しさ」にもつながるという事実です。
審美歯科治療が虫歯の再発のリスクを低下させる!?
虫歯治療をした歯は人工のかぶせ物をしているため、「歯」と「かぶせ物」にはどうしても目に見えない程の「隙間(すきま)」が生じてしまいます。そこから虫歯菌が侵入し、むし歯が再発するリスクが非常に高い事実があります。
こうしたことを避けるために我々歯科医師としては、人工のかぶせ物のすき間をぴったりと埋めようとしますが、保険の材料ではこうしたことに限界があり、せっかく治療した歯も数年すると再治療になってしまうケースが圧倒的に多いといえます。
しかし、保険適用外の治療では、かぶせ物と歯の間をぴったり埋めることが可能となりますし、それだけの時間もかけることができます。
結果、保険の材料と比べ虫歯再発リスクを最小限に抑えることが可能となるのです。
また、セラミックの性質上、汚れがつきにくい特徴を持ち合わせていることも虫歯再発リスクの低下に貢献することになります。
審美歯科治療が身体への優しさにつながる!?
保険適用範囲内で認められている、いわゆる「銀歯」は、見た目に違和感があるだけではなく、金属イオンが体内に流出することで身体に悪影響を及ぼすことが知られています。金属イオンが身体に及ぼす影響は人によって様々ですが、場合によっては金属アレルギーによる発疹(ほっしん)が起きることがあります。
また、金属イオンが歯ぐきに沈着することによって歯と歯ぐきの境目に黒い線ができてしまうブラックラインも金属イオンの弊害の一つであり、近年では身体への優しさにこだわったメタルフリー治療(金属を一切使わない治療)を全額自己負担であっても希望される方が非常に増えています。
インプラント
当院では「CT」、「シュミレーションソフト」、「ガイデッドサージェリーシステム」を活用し、「人為的なミスを徹底排除」したコンピューターインプラントを実施しています。最近ではCT撮影を行う医院さんも増えてきました。そしてシュミレーションソフトを利用する医院も増えてきています。しかし、この2つだけでは十分ではありません。これ以外にも「ガイデッドサージェリーシステム」を利用することで、現時点で最高クラスの安全な治療が実現できます。それぞれご紹介します。
CT(三次元立体画像撮影装置)撮影の実施
CTとは、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。
二次元のレントゲン(歯科医院にある通常のレントゲン)では見えなかった事、分からなかった事が、歯科用CTなら正確な診査と診断ができ、安全性と治療のクオリティーを高めることが可能となります。
医療において「見える」「見えない」は治療クオリティーに大きな差が出ます。ましてや外科手術を伴うインプラントにおいてはなおさらです。これまでのインプラント事故は、ドクターの未熟さが大きな原因を占めますが、CT撮影を行わず、あいまいな状態で(二次元レントゲンのみの診断)オペを遂行したことにより生じてしまった事故もあります。
インプラント手術においてCT撮影は必須です。CT撮影を行うか否かも医院を選ぶうえでの判断材料にしていただければと思います。当院では院内に被ばく量の少ないCT装置を設置しております。
シュミレーションソフトの活用
今までは歯ぐきを切開してみなければ分らなかった事が、このシュミレーションソフトを利用することで手術前にすべてが分かってしまうことが特徴的です。骨の厚さや神経、血管の位置などですね。これが事前に分かることで、手術前に様々なシミュレーションが可能になります。どの部分に、どの方向に、どのくらいの深さまで、どのサイズのインプラントを埋入するだとか、ここには神経、血管が走っているので避けてインプラントを埋入しようなどです。 以前までのインプラント手術は、歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。 しかし、シュミレーションソフトを活用することで、「経験や勘」といったあいまいなものに頼るのではなく、「データ」に基づいた手術が可能となり、安全性・正確性が格段に向上することになっています。
ガイデッドサージェリーシステム
ガイデットサージェーリとは、CTデータとシュミレーションソフトによる分析で得られた情報をもとに決定された、インプラントを埋め込む場所・角度・大きさ・長さなどの情報を反映させて作成されたマウスピースのようなものと理解いただければと思います。
実際の手術では、これをお口にはめ込み、穴が開いている部分にインプラント体を埋入するだけで、安全確実なオペが可能になります。つまり手術時の「人為的なミス」は一切なくなるということです。
もっと分かりやすくご説明します。
福岡から大阪まで行く事を考えてみましょう。 地図を見ながら車で行ったとします。 それでも迷ったりすることはどんなに熟練したドライバーでも起こりうる事です。残念ながらインプラント治療でも同じ事が言えます。それと比べ、新幹線で行くとしたらどうでしょう。既に決まったレールの上を進むだけですので迷う事はありませんよね。この「レール」をインプラントにも応用したのが「ガイデッドサージェリーシステム」です。
事前の分析で決定され作成された「穴」にインプラントを埋め込むだけでいいのです。
また、このシステムを利用することで手術時間の短縮につながるほか、骨の少ない難症例に対しても、骨増生なしで手術できるケースも多く、患者様の身体的、経済的負担の軽減に役立っております。
金属床(義歯・入れ歯)
入れ歯には保険診療で行うレジン床義歯と自費で行う金属床があります。 それぞれ利点欠点についてお話します。
金属床義歯
利点 | ・薄くて違和感が少ない ・丈夫でこわれにくく、たわみ、変形がない。 ・食べ物などの温度が伝わりやすい。 ・臭いが少なく、衛生的。 ・セラミックなどの良質人工歯を使うので、よく噛み切れ、歯の磨耗がほとんどない。 |
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欠点 | ・材料や製作にコストがかかるため高価である |
料金 | 全顎義歯 220,000円(税込) |
レジン床義歯
利点 | ・保険で作れるので、安価である。 ・破損時の修理が、比較的簡単である。 |
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欠点 | ・床が厚い( 約3mm ) |
入れ歯とインプラントの良いとこどり「インプラントオーバーデンチャーとは」
入れ歯は、自身のアゴの形態に合っていないと骨が減ってしまい、痛くて噛めない、うまく話せないなどの症状が出てきます。
これは単に歯が無くなったから入れ歯にするといったことの弊害でもあります。 よく噛め、発音ができ、しっかり合う入れ歯は、自費の入れ歯となるのが一般的です。
また、入れ歯にすると様々な費用がかかってきます。これは、入れ歯を洗浄する洗浄剤の購入、洗浄する手間、メインテナンス時の調整費用など、余計な事柄が増えてきます。
当院では、自身の歯が生え揃っていた状態に戻す(機能性)と、見た目もキレイにする(審美性)を考慮し、インプラントによる入れ歯をおすすめしています。
インプラントオーバーデンチャーのメリット
オーバーデンチャーによるインプラント治療とは、インプラントを2本埋入し、ボールアタッチメントを取り付けます。
それにより、入れ歯が横滑りする・回転する事を防ぎ安定して、お使い頂く事が出来る治療方法です。また、今まで通りご自身で入れ歯を外すことが出来るので、ご高齢の方でもきれいに清掃する事が出来ます。
オーバーデンチャーのメリット
メリット | インプラントを2本と、アクリルの新義歯のみなので費用を抑えつつ、固定性の入れ歯を入れられます |
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骨の状態が良好であれば、インプラントを埋入した当日に義歯と固定することが可能です。 |
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術前のコンピューターシュミレートにより切開もほとんど行わないので腫れや痛みを感じる事もほとんどありません。 |
ボールタイプオーバーデンチャー
オーバーデンチャーの中でボールタイプのものをボールアバットメントといいます。このボールアバットメントはオーバーデンチャーの中の1つの方法です。
インプラントの先のヘッドの部分が丸いボール形状になっており、入れ歯側に特殊な金具を付け、インプラントと入れ歯の部分をはめ込み連結させて固定します。
このボールアバットメントによるインプラント入れ歯は、ご自身でも簡単に取り外しができます。
バータイプオーバーデンチャーー
バータイプによるオーバーデンチャーは、インプラントをバーで連結し、入れ歯側にバーを挟み込む金具を付け、インプラントと入れ歯を固定します。
これは、ご自身でも容易に取り外しができない程の固定となるので、強固に入れ歯と連結できます。
その他、磁石を使用して入れ歯を固定する方法もあります。
オーバーデンチャーは、最低2本のインプラントで行うインプラント入れ歯です。使用するインプラント本数も少なく済むため、経済的にも優れた手法となります。
訪問歯科
当院では、通院することが難しい患者さまのために、往診を実施しています。対応地域は、鹿島市を中心とした、当院から半径16kmの範囲となります。交通費は不要で、健康保険の他に介護保険が適用される場合もありますので、費用についてもお気軽にお問合せください。
往診と外来では、同じ歯科でも異なる点が非常に多くあります。そこで当院では、ご自宅にお伺いするというデリケートな分野であることにも十分に配慮し、診療に際しては、「決して無理をしない」ことを方針としています。お一人おひとりのペースに合わせ、ストレスのないやり方で進めてまいりますので、どうぞご安心ください。患者さまご本人はもちろん、その介護者やご家族にも丁寧に説明しながら治療を行います。
通院が困難という理由でお口のお悩みを我慢している方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
口腔ケアにも力を入れています
当院の往診では、医師による治療だけでなく、歯科衛生士による口腔ケアにも力を入れて取り組んでいます。
食事をおいしく食べるため、そして虫歯や歯周病にならない健康なお口を維持するためには、口腔ケアが非常に重要です。高齢者に多く見られる、誤嚥性肺炎※の予防にも欠かせません。プロによるお口のクリーニングを定期的に受け、病気や口臭などのトラブルがないお口を守っていきましょう。
また、患者さまのご家族に向けた歯磨き・入れ歯のお手入れ指導も行っております。ぜひ、お気軽にお申し付けください。
美しく気持ちの良い状態を維持し、毎日を楽しく、健康的に過ごしましょう。
※「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」とは
食べ物や飲み物、お口の中の汚れ(プラーク等)が、食事のときや寝ている間に誤って気管に入ってしまうことが原因で起こる肺炎のことです。
点滴療法
キレイな血液を体内に循環させる「血液オゾン療法」を行っています。まだ日本ではなじみが薄いため、はじめて耳にしたという方もいるのではないでしょうか。しかしヨーロッパでは、古くから行われてきた治療法です。こちらでは、この「血液オゾン療法」についてご紹介します。
血液オゾン療法(血液クレンジング)について~見込める期待~
血液オゾン療法とは、健康増進や老化防止を図ることを目的として行われる治療法です。血液に対し、医療用のオゾンガスを用いて少量の酸化ストレスを与えることで、身体が本来持っている抗酸化力を活性化させ、免疫力高めていきます。
別名、「血液クレンジング」「血液オゾンクレンジング」などとも呼ばれる血液オゾン療法。その効果には、以下のことが期待されています。
安全性につきましても、当院では看護師が在籍しており、また血液クレンジングで使用する器具(専用注射筒、専用注射針、専用採血ビンなど)は、毎回新品を使用し、一度使用 したものは全て破棄しますので、安心して治療を受けていただくことができます。
血液オゾン療法のメリット
全身の血行がよくなる
血液がサラサラになる
身体の抗酸化力が高まる
免疫力がアップする
全身の細胞が活発になる
顎関節治療
こんな症状ありませんか?・・・顎関節症の症状とは?
口が大きく開かない
顎関節周辺やこめかみなどの痛みがある
噛み合わせに違和感がある
肩こりや耳鳴り、偏頭痛などがある
歯軋りなどほほにこわばりがある
人によって様々な部位に症状が現れる場合がありますが、主に上記のような症状があるようであれば「顎関節症」の疑いがあります。 こんな症状がある方は一度当院へご相談下さい。
顎関節症の原因とは
顎関節症は、噛み合わせの悪さの原因でなるとも言われてましたが、今ではそれだけではなく、いろいろなあごに負担がかかるような生活習慣との関係も指摘されてます。歯を抜いたままにしておくと抜けた歯を補おうとして、周囲の歯が傾いたり、本来と違う向きに歯が伸びたりする場合があります。
また入れ歯や歯を被せたりしている方は、長年経過したことによる摩耗し、不自然な噛み合わせになってしまう場合もあります。さらに、ストレスによる歯の悔い縛りやかみ癖などによる原因となることもあります。
顎関節症の治療
症状の進行度合いにもよりますが、基本的な顎関節症の治療は下記の通りです
1.カウンセリング・検査
カウンセリングで現在の症状やお口の中の状態を見るために噛み合わせの検査、口腔内の検査、レントゲン検査をします
2.治療計画の立案と治療説明
治療方針に従い治療計画を立てます。
具体的な治療法として、痛み止めなどの薬物投与や取り外しが可能なマウスピースを使ったスプリント療法、開口訓練。
また歯の詰め物や被せ物によって生じた噛み合わせ治療の場合は、噛み合わせの調節をしたり、カラダにあった被せ物に変更したりします。
そして歯が入っていない場合は、インプラント治療や入れ歯など顎関節症の改善に向けて治療を行います。
マウスピース(スプリント)による顎関節症治療について
噛み合わせによる不正によるあごのズレや歯の食いしばり、歯軋りなどにより顎関節症になった方は、なかなか簡単に治るものではありません。
長期的に見て、取り外しが出来るマウスピースの治療法も行っております。
透明のアクリルで出来ているため、審美的にも目立たなく、日常でも漬けて頂くことが可能です。また取り外しも出来ますので食事の時や人と会っているときなど簡単にはずすことが可能です。
きちんと長時間マウスピースを付けることにより、自然に正しいあごの位置で噛み合わせが出来ます。そうすることにより、噛み合わせが原因となっている症状も徐々に改善されていきます。
ホワイトニング
「自然な白さの追求すること」を当院ではこだわってホワイトニングを行っております。 ホワイトニングは審美歯科という診療科目の中に属するのですが、そもそも「審美」とはどういう意味なのでしょうか?
審美とは元々、「自然や美術などのもつ本当の美しさを的確に見極めること」という意味があります。人のお口に置き換えると、その人が持つ本来の歯の美しさを的確に見極めること、という意味になります。
その人が持つ本来の歯の美しさ、つまり「自然に美しく」これがとても大事だと思います。一本の歯だけ美しくきれいでもそれは審美ではないでしょう。
その人が本来持つ白く美しい歯を取り戻すことで、その人の笑顔や日々の生活までも、輝かせてくれます。
歯や口元のコンプレックスを無くす事で、見た目のイメージだけでなく、精神面まで変える事ができるといえるでしょう。 欧米では、「第一印象は、歯で決まる」というのが常識です。歯のオシャレが美人の重要ポイントになっています。
最近では、若い女性だけでなく男性や、20代から30代を中心に、50代~60代まで幅広い層で、ホワイトニングに対する注目度が急増しています。 当院では2種類のホワイトニング方法をもちいてホワイトニングを行っています。それぞれの利点欠点をご理解いただいた上で患者様にとってベストの白さに近づけるよう最善の方法をご提案させていただきます。
当院だからできるホワイトニング
歯科医院で安心・早く・楽にホワイトニング!~オフィスホワイトニング~
オフィスホワイトニングの流れ
1.カウンセリング
お口の中の検査・治療を行います。
どの程度白くするのか治療計画を立てます。
術前のお口の写真撮影をします。
2.PMTC
ホワイトニングジェルが歯によく浸透するように、歯面清掃を行います。
3.オフィスホワイトニング
1. ホワイトニングジェルが歯ぐきに付かないように保護していきます。
2. ホワイトニングジェルを歯に塗布していきます。
3. ホワイトニングジェルを除去します。※2、3を3回繰り返します
4. 3回終了後全て除去し、歯面を磨きます。
5. 術後のお口の写真撮影をします。
4.メンテナンス
定期的なお口のクリーニングとタッチアップをしていきます。
オフィスホワイトニングのメリット・デメリット
【メリット】
◎安全・安心
ホワイトニングのプロに任せられるという点で安全性が高く、安心してホワイトニングを受けていただくことができます。
◎効果が現れるのが早い
高濃度のホワイトニング剤を使用するので、効果が現れるのが早いです。
◎白さの維持をしやすい
定期的な追加ホワイトニングと健康チェックで、歯の白さの維持とお口の健康維持ができます。
【デメリット】
×知覚過敏になることも
人によっては飲み物が歯にしみる知覚過敏を起こすことがあります。
×後戻りしやすい
コーヒー、カレー、紅茶、ワインなど着色性の強い飲食物や喫煙などは、ホワイトニング効果を減退させますので、ご注意下さい。
ホームホワイトニングの流れ
1.カウンセリングと準備
治療計画を立て、オーダーメイドでトレーを製作し、自宅での処置法の説明を受けます。
2.自宅で
1. 歯磨き(汚れが付いたままでは効果が薄れます)
2. トレーの内部に米粒大の薬剤を入れます。
(歯の大きさによって量は変わるのでご自身で調整してください)
3. トレーを歯にピッタリと収まるように着けます。
(薬剤がはみ出しすぎる場合は量が多いこともあるのので注意して下さい)
4. 2時間装着または終身時装着。このときは飲食を控えて下さい。
5. 時間が着たらトレーを外し、歯を磨いて口をすすぎます。
トレーは水洗い後、乾かして専用容器に保管します。
3.通院
2週間後ホワイトニングの効果やトラブルがないかチェックします。
通常は1~2週間で完了します
4.メンテナンス
定期健診のクリーニングをお受け下さい。
ご自身のペースでホワイトニングを受けることで、白さを維持できます。
特徴
効果はゆっくり現れます
後戻りしにくく白さが長く持続します
適応症
歯の黄ばみが気になり、白い歯にしたい方
クリーニングでは除去できない色素が沈着している方
※注意 : 医療中に歯にしみる症状が強い場合は、歯科医師にご相談ください。
親知らず
親知らずとは、永久歯が生え揃ったのち、前歯の真ん中から数えて8番目に生えてくる歯のことです。
まっすぐに生え、かつ周囲の歯や歯ぐきを傷つけたり圧迫することがなければ、本来は他の歯と変わらず、抜歯せずとも問題ありません。
しかし私たち現代人の小さな顎には、親知らずが適切に生えるスペースが足りないことが多く、その結果、傾いて生えたり、顔を出さずに埋まったまま周囲の組織を圧迫したりしていることがあります。
では傾いた歯には、どういった悪影響があるのでしょうか?
ブラッシングが困難となるため、プラークを落としきれず、むし歯や歯周病のリスクが高まる。
隣の歯を圧迫している場合、ドミノ式に歯並びを乱す可能性がある。
歯肉炎が起こりやすい妊娠時、傾いた親知らずをそのままにしておくと、炎症のさらなる悪化を招く
主にこのような影響が考えられます。
こういうことが起こってしまった場合――
できれば起こる前に、親知らずを抜いておくことでリスクを回避することができます。
次のような症状が現れている方は、早期の受診をお勧めいたします。
親知らずが生えている、親知らずが埋まっている状態で痛みがある方
周囲の歯、歯肉などを圧迫、もしくはプラーク残っている場合、歯肉炎・歯周病も考えられます。
痛みがなくとも、親知らずが斜めに生えている方
周囲を傷つけてしまったり、ブラッシングでのプラーク除去が難しいため、むし歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。
ときどき親知らずの周辺が痛むが、数日我慢していると痛みが治まる方
このような状態の方は意外と多いですが、痛みに慣れるに過ぎないため、早期に受診されることをお勧めします。
親知らずの手前の歯がむし歯になっている方
親知らず自身がむし歯、またはこの先むし歯になる可能性が高いといえます。
親知らずの周辺の歯肉が腫れている方
親知らずが原因による可能性がありますが、親知らずを抜歯することでブラッシングしやすくなり、歯肉の炎症が改善へと向かいます
上または下の親知らずだけが生えている状態で噛み合わせると反対側の歯肉に当たったり、傷つけている方
傷ついた歯肉の炎症が進むと、歯周病を引き起こしてしまうため、抜歯をすることで歯周病の改善、予防につながります。
笑気麻酔治療
『歯の治療は怖くて椅子に座るだけで緊張する』と思われる方は子供でなくてもかなりいるようです。
この歯科治療の恐怖や不安から患者さんを解放させるものとして確立されてきたのが、「笑気麻酔(笑気吸入鎮静法)」です。
笑気麻酔は笑気吸入装置で30%以下の低濃度笑気と70%以上の酸素を混合し、専用の鼻マスクを用いて患者さんに鼻から吸引してもらいます。笑気の臭いは甘い香りで、違和感無く気持ちよく吸入できます。
吸入後、5分ほどで鎮静状態に到達します。
このときは精神的ストレスから解放され、穏やかでリラックスした状態になります。
麻酔の痛み、歯の治療時の違和感なども感じなくなり、飲酒時のほろ酔い気分に似た状態になるようです。
また、血中からの排泄も非常に速いので、治療終了後は数分で帰宅することができます。
体内に蓄積することもないので副作用等も心配ありません。
・神経質な人
・歯医者さんを嫌がるお子様
・高齢者
・歯科治療中の神経性ショック、脳貧血様発作、疼痛性ショックを有する人
・心疾患、高血圧などの内科的慢性疾患を持ち、歯科治療のストレスを軽減する必要のある人
・嘔吐反射の強い人
などの方には非常に有効です。
診療時間
当院では患者様をお待たせすることの無いよう、予約制をとらせていただいています。
お電話にてご予約くださるようお願い申し上げます。